食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04240320104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、アイスクリーム製品が原因とみられるリステリア・モノサイトゲネスによる集団感染情報を更新 |
資料日付 | 2015年4月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は4月8日、アイスクリーム製品が原因とみられるリステリア・モノサイトゲネス(Lm)による集団感染情報を更新した。概要は以下のとおり。 これまでの調査で集団感染は2つのクラスターに分かれることが判明した。計8人の感染届出があり、カンザス州が5人(クラスター1)、テキサス州が3人(クラスター2)で、それぞれの発生経緯等は以下のとおり。 1. クラスター1(カンザス州5人) 2014年1月から2015年1月までの間に届出があり、5人ともリステリア症に感染する前にリステリア症とは関係のない理由で同じ病院に入院していた。このうち発病前1か月の食事内容に関して情報の得られた4人は、全員病院側が調理したミルクセーキを摂取していたが、原料としてBlue Bellブランドの製品名「Scoops」というアイスクリームが使われていた。4人から分離されたLm菌株の全ゲノム解析を実施した結果、同社テキサス工場の同一ラインで製造されたScoops及び別の2製品から分離された菌株との密接な関連性が明らかになった。各製品は3月13日に回収された。 2. クラスター2(テキサス州3人) 2011年1月から2014年までの間に届出があり、3人ともリステリア症に感染する前にリステリア症とは関係のない理由で入院していた。3人から分離されたLm菌株の全ゲノム解析を実施した結果、同社オクラホマ工場で製造されたアイスクリーム製品から分離した菌株とほぼ同じだった。 なお、このほかにも同一クラスターの可能性がある3人の感染届出があり、詳細な検査を進めている。 3. 調査の状況 FDAは最近、同社オクラホマ工場で製造された上記以外のアイスクリーム製品からもLm菌株を分離した。製品は先に回収されたものとは別のラインで製造されていた。同社は4月3日、オクラホマ工場の操業を自主的に停止し、7日には同工場で2月12日~3月27日の間に製造した別製品も回収対象に含めた。現在工場の環境試験と製品サンプル検査が行われている。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | http://www.cdc.gov/listeria/outbreaks/ice-cream-03-15/index.html |