食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04240080149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物アゾルビン/カルモイシン(E122)に係る精度を高めたばく露量評価に関する声明書を公表 |
資料日付 | 2015年3月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月31日、食品添加物アゾルビン(Azorubine)/カルモイシン(Carmoisine)(E122)に係る精度を高めたばく露量評価に関する声明書(2015年3月26日承認、35ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. EFSAは、自ら評価案件を受けて、アゾルビン/カルモイシン(E122)に係る精度を高めたばく露量評価を、食品への使用に関する追加情報を考慮に入れて行った。 2. EFSAの「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は2009年、食品添加物として使用するアゾルビン/カルモイシン(E122)の再評価に関する科学的意見書を採択した。この意見書において、ANSパネルは、最大使用基準値(MPLs)又は業界提供の報告された使用濃度を用いると、1~10歳児の高ばく露群(95パーセンタイル値)における推定ばく露量は、許容一日摂取量(ADI)の4mg/kg体重/日を超える可能性があると結論づけた。 3. この結論を受けて、EFSAは、(1)業界から提供された新しい使用データ、(2)EU加盟国からEFSAに提出された分析データ、(3)EFSAの包括的欧州食品摂取データベースを用いて、この食品着色料について精度を高めたばく露量評価を行った。アゾルビン/カルモイシン(E122)が食品添加物として認可されている50種の食品分類中5種に係る使用データが業界からEFSAに提供され、同時に32種の食品分類に係る分析データがEU加盟国からEFSAに提供された。 4. MPLsを用いると、幼児(訳注:生後12~35か月)及び小児(訳注:3~9歳)の高摂取群(訳注:95パーセンタイル値)における推定摂取量はADIを超えた。精度を高めたばく露シナリオでは、いずれの人口集団(訳注:年齢群)においても平均摂取群及び高摂取群の推定ばく露量は、ADIを超えなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/4072.pdf |