食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04220320334 |
タイトル | アイルランド食品安全庁(FSAI)、生乳(未処理乳)中には有害な細菌が存在する可能性があるとして注意喚起 |
資料日付 | 2015年3月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | アイルランド食品安全庁(FSAI)は3月10日、生乳(未処理乳)中には有害な細菌が存在する可能性があるとして注意喚起した。概要は以下のとおり。 FSAIがこの日公表した報告書は、生乳(未処理乳)中には有害な細菌が含まれる可能性が示されたことから、生乳(未処理乳)の摂取は食中毒リスクを増大させるとしている。FSAIは、引き続き、アイルランドでは、ヒトが直接摂取する生乳(未処理乳)の販売は禁止すべきであり、公衆衛生上の安全性を守るためには、全ての乳が効果的に加熱処理されるべき(殺菌処理又は煮沸など)と助言する。特に、乳幼児、妊婦、高齢者、免疫系の脆弱な集団又は慢性疾患を患っている集団に提供される場合はそうである。 この報告書は、FSAIが行った微生物学サーベイの結果であり、生乳(未処理乳)フィルター及び搾乳装置のフィルターから病原菌が検出されたことを示している。それによると、リステリア・モノサイトゲネス及びカンピロバクターの検出率は、生乳検体で、それぞれ7%及び3%であった。しかし、搾乳装置のフィルター検体では、それぞれ20%及び22%と高めであった。このことは、生乳(未処理乳)が汚染されている可能性がより大きいことを示唆している。さらに、生乳(未処理乳)フィルター検体の1%から、また、生乳(未処理乳)検体の0.5%からサルモネラ属菌が検出された。ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)も、生乳(未処理乳)フィルター検体の6%から検出され、生乳(未処理乳)が汚染されている可能性が示された。 「生乳及び搾乳装置フィルターにおける微生物学調査プログラム(2015年3月)」(30ページ)が添付されている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | アイルランド |
情報源(公的機関) | アイルランド食品安全庁 |
情報源(報道) | アイルランド食品安全庁(FSAI) |
URL | https://www.fsai.ie/details.aspx?id=13727 |