食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04220090149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物エリスリトール(E 968)の提案されている使用拡大の安全性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2015年3月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月5日、食品添加物エリスリトール(erythritol)(E 968)の提案されている使用拡大の安全性に関する科学的意見書(2015年2月12日採択、15ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 欧州委員会(EC)からの要請を受けて、EFSAの「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は、非アルコール飲料類の風味増強剤(flavour enhancer)として添加する(最大濃度は1.6%(16g/L))ことが提案されているエリスリトールの使用拡大の観点から、エリスリトール(E 968)の安全性に関する科学的意見をここに提示する。 2. 国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)は1999年にエリスリトールを評価し、許容一日摂取量(ADI)を「特定しない」とした。欧州連合(EU)の食品科学委員会(SCF)は2003年、食品へのエリスリトールの使用は安全であると結論づけた。SCFの意見書において、飲料類中のエリスリトールの摂取により特に若齢摂取者が緩下作用(訳注:軟便等を起こす作用)の閾値を超える可能性があると言及されたため、EUのエリスリトールの認可には、飲料類への使用はまだ含まれていない。 3. ANSパネルは、(1)提案されている非アルコール飲料類中のエリスリトールの最大濃度1.6%を考慮に入れて修正した推定ばく露量、(2)エリスリトールの使用歴、(3)エリスリトールの吸収特性、(4)緩下作用を含めて有害な所見がないこと、によって構成される新しいデータに基づき、非アルコール飲料類中のエリスリトールを最大濃度1.6%で急速摂取しても、緩下作用の懸念を引き起こさないと結論づけた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/4033.pdf |