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資料管理ID syu04190490294
タイトル 世界保健機関(WHO)、鳥インフルエンザA(H5)の新たなクレード名称を発表
資料日付 2015年1月12日
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分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は1月12日、鳥インフルエンザA(H5)の新たなクレード(訳注:H5N1系列の鳥インフルエンザウイルスの系統樹において、WHOの基準に基づいて分類されるグループ)名称に関する情報を発表した。概要は以下のとおり。
 WHO/OIE/FAO共同H5進化作業グループは、東アジア・欧州におけるA(H5N8)、北米におけるA(H5N2)及び東・東南アジアにおけるA(H5N6)が昨今検出されていることを受け、H5ヘマグルチニン(HA)のクレード名称を見直し、更新した。前回の見直しは、2012年12月よりも前のシーケンスデータを基にしていた。既存名称の更新について説明した詳報は現在作成中であるが、上記ウイルスが今後も検出・報告される蓋然性が高いことから、新しいクレード名称を臨機に通知することは十分な根拠がある。
 上記ウイルスのH5ヘマグルチニン(HA)シーケンスを系統発生解析した結果、広範な分化が見られ、このHAグループに属するH5N1、H5N2、H5N5、H5N6及びH5N8亜型ウイルスのクラスター化に関するクレード名称の更新が必要であることが示された。
 入手したすべてのH5シーケンスデータを慎重に解析した結果、このグループのHA遺伝子セグメント名称をクレード2.3.4.4としたので、今後この統一的分類法を使用するよう推奨する。ウイルス学・動物衛生・公衆衛生部門関係者は、今後このクレード名称を使用し、2014年9月に仮決めしたクレード2.3.4.6の仮名称は使用しないよう奨励する。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/influenza/gisrs_laboratory/h5_nomenclature_clade2344/en/#