食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04180740149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、新食品Arracacia xanthorrhizaの安全性に係る科学的意見書を発表 |
資料日付 | 2015年1月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネル(NDA)は1月9日、新食品Arracacia xanthorrhizaの安全性に係る科学的意見書を発表した。結論はデータ不足で評価不能とされる。概要は以下のとおり。 当パネルは欧州委員会から諮問を受け、新食品Arracacia xanthorrhiza(訳注:アラカチャ又はイモゼリ:南米産セリ科熱帯植物)の安全性に係る科学的意見書の作成を求められた。当該新食品は加熱して急速冷凍したArracacia xanthorrhiza Bancroft(アラカチャの根)を薄切り・厚切りにしたもの、又は「その他の形態」のものからできている。栽培されたArracacia xanthorrhiza var. xanthorrhizaは、3品種あるこの種の中の1品種である。 元の申請書には、3ロットのバッチ試験で採用した分析手法が記載されておらず、ラボの認定書が紛失していた。また当該植物の二次代謝物に関するデータが提示されていなかった。申請者は、南米諸国におけるアラカチャの栽培、生産量、消費量、調理法等の情報を提供している。それによればアラカチャは、ばれいしょ、キャッサバ、ヤムイモ(yam)、にんじん等と同様の調理方法で喫食されるとある。しかし当該新食品はスダード(訳注:南米の辛い煮魚料理)、スープ、シチュー等への使用を目的としている。 EFSAは申請者に「その他の形態」とは何か、また現行ロットの成分データ、二次代謝物(特にクマリンとモノテルペン系派生物の有無)に関するデータ提供を求めた。また2段階式のスチーム加熱工程の詳細についても照会した。しかし申請者はEFSAのこの要請に応えていないため、当パネルは当該新食品の安全性について結論を下すことができない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3954.pdf |