食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04171630314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、「動物実験の代わりに人工臓器システム及び培養細胞を」を公表 |
資料日付 | 2014年12月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は12月4日、動物実験代替法・補完法の記録・評価センター(ZEBET)による「動物実験の代わりに人工臓器システム及び細胞培養を」(ドイツ語、3ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 Christian Schmidt連邦農業大臣の出席のもと、第33回動物福祉研究賞の授賞式が行われた。今回は、3人が受賞者した。この日は、BfRが注力した動物実験のための新しいデータバンク「Animaltestinfo」の立ち上げも発表された。このデータバンクにより、管理当局から国家レベルで認可された、全ての動物実験に関する情報の一般公開が初めて可能となった。 動物福祉研究賞の賞金は、合わせて1万5 ,000ユーロである。 受賞者及び受賞研究は以下のとおり。 1.ベルリン工科大学、Uwe Marx博士。多臓器チップ(訳注:臓器と同様の反応を示すバイオセンサーLSI)の開発により、動物実験を行わずに化学物質の安全性・有効性の評価を行えるとしている。現時点では2臓器に留まっているが、目標は10臓器である。 2.ミュンスター大学Max-Planck分子生物医学研究所、Peter reinhardt博士。幹細胞を基にした神経変性疾患の研究モデルやパーキンソン病などに関する細胞培養モデルを開発した。 3.ブリュッセル大学、Vera Rogiers博士。幹細胞に基づく新たなスクリーニング手法を開発した。同博士の研究グループは、ヒトの皮膚の幹細胞が有望なモデルであることを初めて示した。また、肝細胞中のこれらの幹細胞を識別する手法を開発した。 データバンク「AnimalTestinfo」の検索画面(ドイツ語)は以下のURLから入手可能。 http://www.animaltestinfo.de/act_search_file.cfm?CFID=3575&CFTOKEN=2de7f45c3436555f-FEE579B0-E625-B4C7-5208745941E58A74 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/de/neues_aus_der_zebet-131621.html |