食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04171360160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、アレルゲン表示に関する新たな規則について公表
資料日付 2014年12月12日
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概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は12月12日、アレルゲン表示に関する新たな規則について公表した。概要は以下のとおり。
 FSAが、国の慈善団体「アレルギーUK」と共同で行った調査によると、食品アレルギーを持つ消費者の70%が、アレルゲンへの懸念及び情報への不信感から、持ち帰り用食品の購入を避けていることが明らかになった。
 2014年12月13日より、レストラン及び持ち帰り用食品の店に対して、提供する食品に、特定の14種類のアレルゲンがひとつでも含まれている場合は、表示が義務付けられる。この14種類は、よく知られているピーナッツ、乳や、アレルゲンとしての認知度が低いが、マスタードや小麦粉によく使われるルピナス(lupin:ルーピン又はハウチワ豆とも呼ばれる)などである。
 この新しい規則により、アレルギー性の食品を誤って摂取することによるアレルギー反応事例数が低減することが期待される。平均すると、アレルギー反応により、毎年5
,000年が入院し、10人が死亡している。これらの入院及び死亡事例の多くは、外食時の食品中のアレルゲン成分に関する情報提供が適切に行われていれば避けられた。
 英国では、食品アレルギー関連の入院患者数が、2002年~2014年で87%増加し、アレルゲン成分に関する不適切な情報提供がますます大きな問題となっている。
 14種類のアレルゲンに関するインフォグラフィックは以下のURLから入手可能。
http://media-cache-ak0.pinimg.com/originals/2c/43/52/2c4352db3a2506711fa0ffea57c2f5fd.jpg
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2014/13305/new-food-allergen-rules-for-consumers