食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04170640111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州における鳥インフルエンザの発生を公表 |
資料日付 | 2014年12月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州で鳥インフルエンザが発生した旨を公表した。概要は以下のとおり。 1.12月2日付け BC州のフレーザー・バレー地区の2つの農場(アボッツフォード市(訳注:バンクーバー市の南)の七面鳥農場及びチリワック市(訳注:バンクーバー市の東)のブロイラーの繁殖農場)で、鳥インフルエンザが発生し、同州による予備検査の結果、鳥インフルエンザH5ウイルスが検出された。 CFIAは、感染拡大防止のため、これらの2つの農場を隔離し、産業部門に対して防疫体制の強化を指示した。このウイルス株の病原性及び詳細な亜型の種類を特定するための検査を行っている。結果は数日後に出る予定である。 鳥インフルエンザウイルスは、家きん肉及び家きん製品が適正に取り扱われ加熱調理される場合には、食品安全上のリスクとはならない。また、感染鳥と継続的に接触しない限り、ヒトの感染はまれである。 今回の鳥インフルエンザ検査は、BC州の農業省研究所が、問題の2つの農場で先週末にかけて鳥の突然死が報告されたことを受けて、初めて行われた。 2.12月3日付け 調査は継続中である。引き続き隔離されている2つの農場の他に、同じフレーザー・バレー地区にある別の2つの農場が、新たに隔離対象となった。これらの農場は、初めに鳥インフルエンザが発生した農場のうちのひとつから鳥を受け入れたことから、リスクが高いとされた。新たに検疫体制が敷かれた2つの農場の鳥でも、鳥インフルエンザの症状が見られた。病原菌特定のための検査は継続中であり、感染農場の全ての鳥の殺処分・廃棄が数日後に予定されている。 詳細は以下のURLから入手可能。 http://www.inspection.gc.ca/animals/terrestrial-animals/diseases/reportable/ai/statement-2014-12-03/eng/1417644590985/1417644674399 3.12月6日付け BC州のフレーザー・バレー地区の農場で発生した鳥インフルエンザ集団感染に関する調査及び当該地域の農場の隔離は継続中である。 アボッツフォード市近くにある七面鳥農場の七面鳥生産者から、群の死亡率が通常よりも高いと報告されたのを受け、この地域が隔離対象となった(これで5つ目)。BC州が検体を検査した結果、鳥インフルエンザH5亜型であると確認された。CFIAは検体を収集中で、今後、これらの結果確認のための検査が行われる予定である。 CFIAは、昨日、感染農場のひとつで、全ての家きんの殺処分及び廃棄を開始した。今後数日間を要する予定である。 詳細は以下のURLから入手可能。 http://www.inspection.gc.ca/animals/terrestrial-animals/diseases/reportable/ai/statement-2014-12-06/eng/1417908993045/1417908995514 4.12月8日付け CFIAは、BC州で発生した高病原性の鳥インフルエンザの感染拡大防止のため、鳥インフルエンザの発生が確認された地域に一次管理区域を設けた。 この一次管理区域は、西は太平洋と、南は米国国境と、北はハイウェイ16号線と、東はアルバータ州との州境に接している。 一次管理区域内は、リスクレベル及び移動の制限レベルにより、3つの防疫区域に分かれている(感染区域、制限区域及び警戒区域)。 詳細は以下のURLから入手可能。 http://www.inspection.gc.ca/animals/terrestrial-animals/diseases/reportable/ai/statement-2014-12-08/eng/1418073266291/1418073267337 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | http://news.gc.ca/web/article-en.do?nid=911019 |