食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04170350305
タイトル 欧州連合(EU)、動物用医薬品の薬理有効成分ラサロシドの家きんの筋肉等に対する残留基準値を引き上げ
資料日付 2014年12月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は12月2日、動物用医薬品の薬理有効成分ラサロシド(lasalocid)の家きんの筋肉等に対する残留基準値(MRLs)を引き上げる委員会施行規則(EU) No 1277/2014を官報で公表した。概要は以下のとおり。
1. ラサロシドは現在、家きん種(対象組織は筋肉、皮と脂肪、肝臓、腎臓及び卵)及び食用乳の生産動物を除くウシ科動物(対象組織は筋肉、脂肪、肝臓及び腎臓)に用いることが許可された物質として規則(EU) No 37/2010の附属書の表1に収載されている。
2. ラサロシドの既存の記載事項を修正するための申請書が、欧州医薬品庁(EMA)に提出された。
3. ラサロシドに関する追加データが提示され、(訳注:EMAの)動物用医薬品委員会(CVMP)によって評価された。その結果、当該委員会は、ラサロシドの現行の一日摂取許容量(ADI)の修正、及び家きんに対するラサロシドの既存MRLsの修正を勧告した。
 以上の経緯から、委員会施行規則(EU) No 1277/2014に従い、規則(EU) No 37/2010の附属書の表1を一部改正し、家きんに対するラサロシドの現行のMRLs(筋肉:20μg/kg、肝臓:100μg/kg、腎臓:50μg/kg、皮と脂肪:100μg/kg)を筋肉:60μg/kg、肝臓:300μg/kg、腎臓:150μg/kg、自然な割合の皮と脂肪:300μg/kgと引き上げることになった。委員会施行規則(EU) No 1277/2014は、官報掲載の20日後に発効し、2015年2月20日から適用される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32014R1277&from=EN