食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04170080164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、二次中毒のリスク限度の導出方法について報告書を発表 |
資料日付 | 2014年12月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は12月12日、二次中毒のリスク限度の導出方法について報告書(英語、50ページ)を発表した。 化学物質は土壌や水を通して植物や動物へ吸収される。これは生物体に直接有害となる可能性があるが、その生物体の捕食者にとっても間接的に有害となる。RIVMは食物連鎖における鳥類と哺乳類のこの「二次中毒」の影響が正確に測定できる新しい方法を提案する。化学物質のより実際的なリスク限度を設定することは重要である。 新しい方法は現在の欧州の指令に見られる方法と異なる点がある。まず、動物が暴露した濃度の計算方法が異なる。新しい方法では、食物連鎖中に蓄積することによってどの程度まで化学物質が有毒化するのかより正確に確認できる。また鳥類やほ乳類といった食物連鎖中の上位捕食者が物質に対してどのくらい影響を受けやすいかを反映している。また、リスク限度が食物中の物質濃度ではなく、動物が一日に必要とし、食物を介して消費するエネルギー単位中の物質量によって決定される。ある種の食物がより高エネルギーだという前提に立っている。従って動物が日単位で消費する食物量、すなわち食品中の化学物質が摂取される程度に影響される。この食物の「摂取の割合」を評価に取り入れることによって、様々なタイプの食物に特異的なリスク限度が決められる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2014/december/New_method_for_the_derivation_of_risk_limits_for_secondary_poisoning |