食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04160150111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、2012年~2013年全国残留化学物質モニタリングプログラム(NCRMP)の結果を公表 |
資料日付 | 2014年11月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は11月14日、2012年~2013年全国残留化学物質モニタリングプログラム(NCRMP)の結果を公表した。概要は以下のとおり。 ・19 ,000点を超える食品検体について検査が行われ、規準遵守率は97%以上で、過去における結果と同様に高かった。 ・この報告書は、NCRMPの一環として、2012年4月1日~2013年3月31日に行われたモニタリングに基づく内容である。2012年~2013年NCRMPでは、国産・輸入品の乳製品、卵、ハチミツ、食肉製品、生鮮果実及び野菜、加工製品及びメープル製品の19 ,000以上の検体について、残留動物用医薬品、残留農薬、金属及びその他の環境汚染物質の残留に関する12万件以上の検査が行われ、300万件以上の結果が得られた。 ・植物由来及び動物由来の食品中の残留農薬検査が行われ、検体の全体的な基準遵守率は97.38%であった。基準違反の大部分は、残留基準値(MRL)を特に定めていない農薬に関連しており、一律基準を超えていた。 ・動物由来食品(乳製品、卵、ハチミツ、食肉製品)中の残留動物用医薬品検査が行われ、検体の全体的な基準順守率は97.45%であった。基準違反の大部分は、MRLが設定されていない個々の動物における動物用医薬品であった。 ・動物由来食品及び植物由来食品中の、最大で20種類の金属及び元素の残留について検査が行われた。食品中の金属及び元素については、カナダ保健省(Health Canada)がMRLなどの基準値を設定しているものはほとんどないことから、規準遵守率は算出されなかった。 金属及び元素の残留が過去の報告よりも高濃度であった検体に関して評価が行われた。その結果、ヒトの健康への懸念は認められなった。 ・メラミン、マイコトキシン類及び多環芳香族炭化水素(PAH)などの様々な汚染物質に関する検査では、国産・輸入品の卵又は乳製品からはメラミンは検出されなかった。 乳製品からは、マイコトキシン類のアフラトキシンM1が検出されたが、コーデックスの基準値以下であった。PAHは、1種類又は複数種類検出された。 ・動物由来食品中のダイオキシン、フラン類及びポリ塩化ビフェニル類(PBCs)に関しては、過去の報告よりも高濃度で検出された検体に関して評価が行われた結果、ヒトの健康への懸念は認められなかった。 「2012年~2013年NCRMPの概要」は以下のURLから入手可能。 http://www.inspection.gc.ca/food/chemical-residues-microbiology/chemical-residues/ncrmp-report/eng/1415838181260/1415838265896 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | http://news.gc.ca/web/article-en.do?nid=904869 |