食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04150650482 |
タイトル | 香港食物環境衛生署食物安全センター、台湾の「正義股?有限公司」が製造したラード1検体の過酸化物価が基準値を上回った旨公表 |
資料日付 | 2014年11月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 香港食物環境衛生署食物安全センターは11月10日、台湾の「正義股?有限公司」が製造したラード1検体の過酸化物価が基準値を上回った旨公表した。同センターは当該企業の油脂製品について「食品安全命令」を発出していることから、当該ラードは現在のところ香港市場には流通していないと考えられる。検体は以下のとおり。 製品名:精製ラード(調合油) 内容量:16kg/箱 製造年月日:2014年1月6日 原産地:台湾 製造業者:正義股?有限公司 上記検体は輸入業者の在庫から採取したものであり、過酸化物価は19meq/kgで、コーデックス規格の10meq/kgを上回った。過酸化物価は安全指標ではなく、食用油脂の酸化の程度を示す品質パラメーターである。過酸化物価の基準値超は食用油脂の品質が悪いことを表している。 同センターは台湾の「粗悪なラード」事件に対応し、リスクが高く汚染を受けた可能性のある食品及びラード210検体を採取し検査を行った。上記検体及び以前公表した別のラード1検体の過酸化物価が基準値超だったが、その他の検体は全て合格だった(合格率99%)。 香港では「食品安全命令」を3回発出し、「正義股?有限公司」の他、「強冠企業股?有限公司」、「頂新製油実業股?有限公司」、「北海油脂股?有限公司」、「協慶企業有限公司」が製造した食用油脂及びそれらの油脂から製造された全ての食品の輸入及び香港での供給を禁止し、食品業者に関連製品の体系的な回収を義務付けている。また、予防的措置として、全ての台湾産食用油脂の輸入及び香港での供給を停止している。 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。 http://www.cfs.gov.hk/english/press/20141110_0077.html |
地域 | アジア |
国・地方 | 香港 |
情報源(公的機関) | 香港食物環境衛生署食物安全センター |
情報源(報道) | 香港食物環境衛生署食物安全センター |
URL | http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/press/20141110_0077.html |