食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04150480344 |
タイトル | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、食品用の昆虫の安全に関する報告書を発表 |
資料日付 | 2014年10月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は10月27日、食品用の昆虫の安全に関する報告書を発表した。 ベルギーではいくつかの昆虫は食品として許容されている。そのうち流通量が非常に多いものは、コオロギの成虫、コクガの幼虫、カイコ、バッタの成虫、ゴミムシダマシの幼虫などである。AFSCAの科学委員会とベルギー衛生上級委員会(CSS)は昆虫食のリスクに関する報告書を提出するよう諮問を受けた。 本報告書では昆虫摂取に特異的な微生物学的リスク、化学的リスク(アレルゲンを含む)、物理的リスクについて調査を行った。これらのリスクは昆虫の種類、飼育条件(飼料、環境)、加工方法に影響される。調査結果は以下のとおり。 加工、保存手段(加水調理、乾燥、オーブン調理、揚げる、挽く、冷蔵、冷凍、缶・瓶詰め、凍結乾燥、衛生管理下での包装)の効果について多くの研究をする必要がある。 酵母菌とマイコトキシン産生性カビによる汚染は避けるべきである。 化学的リスクについては、昆虫の防御物質の成分と分泌の可能性について各昆虫について評価する必要がある。ベルギーで食品として許容されている昆虫については、摂取の段階でこれら防御物質の存在や分泌は確認されていない。節足動物の摂取によってアレルギー反応が起こる可能性がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ベルギー |
情報源(公的機関) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
情報源(報道) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
URL | http://www.favv-afsca.fgov.be/comitescientifique/avis/_documents/AVIS14-2014_FR_DOSSIER2014-04_000.pdf |