食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04150320506
タイトル ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)、肉用七面鳥群で発生した鳥インフルエンザに関する最新の情報を公表
資料日付 2014年11月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)は11月7日、メクレンブルグ=フォアポンメルン州の肉用七面鳥群における鳥インフルエンザの集団発生に関する最新の情報を公表した。概要は以下のとおり。
 11月5日、メクレンブルグ=フォアポンメルン州の農業環境保護消費者保護当局が、フォアポンメルン・グライフスワルト郡(訳注:ポーランド国境に近いバルト海に面した地域)の肉用七面鳥群における鳥インフルエンザ集団発生を報告した。国のリファレンス研究所であるフリードリヒ・レフラー連邦動物衛生研究所(FLI)による検査で、高病原性鳥インフルエンザH5N8亜型ウイルスが検出されたことを受け、当局が正式に発表した。郡の獣医・食品管理当局は、直ちに対策に当たった。
 FLI及びBMELは、現時点では、このウイルスがヒトに感染したとの証拠はないものの、その可能性は排除できないとしている。入手可能な情報に基づけば、この集団発生によるヒトへの影響を示す証拠はない。
 このウイルスは、現時点では韓国を中心にアジア地域でしか検出されていない。この亜型ウイルスが欧州の家きんで検出されたのは初めてである。野鳥からも、未だに検出されていない。
 感染発生地点から半径3kmが隔離区域に、半径10kmが監視区域に定められた。当局は、感染拡大を防ぐため、予防措置として、制限区域内の感染が疑われる家きん約1
,000羽の殺処分を決定した。
 高病原性のウイルスは、ヒトに対してもリスクとなる可能性がある。A(H5N8)ウイルスのヒト感染は現時点では報告されていない。しかしその可能性は排除できないことから、警戒が必要である。
 FLIの資料によると、この鳥インフルエンザウイルスは、最近では韓国、日本及び中国東部で検出された。中国及び日本では、家きんにおいて散発的な感染が見られ、韓国では、2014年に大規模な集団発生が続いた。
 FLIによるメクレンブルグ=フォアポンメルン州における鳥インフルエンザに関する情報(11月6日付け)は以下のURLから入手可能。
http://www.fli.bund.de/de/startseite/startseite/startseite/gefluegelpest-in-mecklenburg-vorpommern.html
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)
情報源(報道) ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)
URL http://www.bmel.de/DE/Tier/Tiergesundheit/Tierseuchen/_texte/GefluegelpestDossier.html?notFirst=false&docId=5673468