食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04150220470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、サルモネラ属菌の型別のための第5回外部品質評価計画の結果を公表 |
資料日付 | 2014年11月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は11月6日、サルモネラ属菌の型別のための第5回外部品質評価計画の結果を公表した(39ページ)。概要は以下のとおり。 本報告書は、Salmonella enterica spp. entericaの型別のためのサルモネラ外部品質評価(EQA)計画(以下EQA-5)の第5回活動成果となっている。このEQAは、パルスフィールドゲル電気泳動法(PFGE)及びMultiple Locus Variable number of tandem repeat Analysis(MLVA)解析法を取り上げている。2013年10月から2014年3月まで実施されたEQAには、総勢24の検査機関が参加した。 EQA-5の目的は、PFGE法及びMLVA法の品質及びEU/EEA及びEU加盟国の国立公衆衛生検査機関の間での収集検査結果の比較可能性について評価することである。参加した各検査機関からのSalmonella TyphimuriumのMLVA結果の品質及び完全性を決定、確保することを目指していることから、EQAは検査機関の工程及び正しいデータ分析(命名法に沿って生データをMLVAプロファイルに校正)の両方を扱っている。 参加した24検査機関はEQA-5の少なくとも1検査法に参加した。22検査機関(92%)はPFGE(TIFF)の結果を作成し、その内の16機関(73%)はBioNumericsを用いた解析も実施し、14機関(58%)はMLVA結果を作成した。12検査機関はEQAの2つの検査法の両方を実施していた。 PFGE法は、サルモネラ属菌の型別での高度の判別能力から、依然として代表的な検査法であり、全てのサルモネラ属菌血清型の型別において唯一の一般的な分子解析法である。検査機関の大多数(82%)は、PFGEゲルを他の機関から得られたプロファイルと比較して十分な高品質で作成していた。 S.Typhimuriumの型別におけるMLVA法は、かなり新しく、この10年間に利用が増えてきており、迅速かつ低費用で、最も多くみられるサルモネラ血清型から一つを高度に判別することができる手法である。当該手法が国際的に認知されたのはここ数年であり、専用機器(キャピラリー電気泳動)に接続する必要性があることから、MLVA法のEQAには半数の機関しか参加がなかった。71%の機関が全株について正しいMLVAプロファイルを報告し、93%が10株中少なくとも9株の正しいプロファイルを発見していた。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 http://www.ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/fifth-EQA-salmonella-typing-November-2014.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | http://www.ecdc.europa.eu/en/press/news/_layouts/forms/News_DispForm.aspx?List=8db7286c-fe2d-476c-9133-18ff4cb1b568&ID=1104 |