食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04150060475 |
| タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、環境と衛生に関する国際シンポジウムでバイオサーベイランス国家計画の中間報告(汚染物質(鉛、水銀、ビスフェノールA(BPA)の妊婦への暴露)について発表 |
| 資料日付 | 2014年11月12日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は11月12日、環境と衛生に関する国際シンポジウムでバイオサーベイランス国家計画の中間報告(汚染物質(鉛、水銀、ビスフェノールA(BPA)の妊婦への暴露)について発表した 1968人の妊婦とその胎児への鉛の暴露量は、出産時の臍帯中の血液サンプルの鉛濃度から推定した。その濃度は平均8.30μg/Lで、前回のフランスと他国での調査結果より減少している。1990年以降フランスを含む欧州で減少しているのは有鉛ガソリンの禁止によると考えられる。水銀の暴露量は出産後の母体(1799人)の髪のサンプルの水銀濃度から推定した。その濃度は平均0.40μg/gで前回のフランスと他国での調査結果と比べ同程度か減少している。米国に比べて値が高いのは、海産物の摂取習慣の違いによると思われる。BPAの暴露量は出産時の尿サンプルのBPA濃度から推定した。その濃度は平均0.70μg/Lで前回の結果より減少している。食品と接触するプラスチックや樹脂に含まれるBPAの代替物質の普及が一因と考えられる。 鉛、水銀、BPAの周産期の暴露量は前回の結果と比べ減少している。妊婦とその胎児における他の金属、フタル酸エステル、殺虫剤、ポリ臭化化合物、パーフルオロ化合物への暴露についての新たな結果は2014年末になる予定である。食品、環境暴露、職業暴露、生活様式など各々の要因が関与するレベルについての分析結果は2015年になる予定である。 このバイオサーベイランスは、第二回国家衛生環境計画(PNSE2)の一環で実施され、環境や分解生成物が原因となる体内の化学物質を検査することを目的としている。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| 情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
| URL | http://www.invs.sante.fr/Espace-presse/Communiques-de-presse/2014/En-France-l-exposition-des-femmes-enceintes-et-de-leurs-enfants-a-naitre-a-des-polluants-de-l-environnement-est-en-baisse |