食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04091400149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、豚及び家きんに使用する飼料衛生物質としてのホルムアルデヒドの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2014年7月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月22日、豚及び家きんに用飼料に使用する飼料衛生物質としてのホルムアルデヒドの安全性及び有効性に関する科学的意見書(2014年7月1日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 このホルムアルデヒド添加物は、ギ酸(formic acid)を最大濃度0.05%含むホルムアルデヒド(規格:34~38%w/w) 及びメタノール(同:0.5~15.0%v/v)の水溶液である。家きん及び豚に使用する飼料衛生物質としての用途に使われる。
 対象動物種、消費者、使用者及び環境に対する安全性評価については、「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)のホルムアルデヒドに関する最近の2つの意見書の見直しにつながる新たなデータは提出されなかった。したがって、同パネルは、飼料添加物としてのホルムアルデヒドの安全性に関する以前の結論を踏襲する。家きん及び豚に対する安全なレベルは決定できなかった。飼料添加物としてのホルムアルデヒドの提案されている使用により、消費者暴露は増大せず、したがって消費者に対するさらなるリスクも懸念されない。
 この添加物は、約200mg/kg完全配合飼料の最小濃度で、既に汚染されている飼料中の細菌の増殖を効果的に低減し得る。汚染防止には、相当の高濃度が必要とされる。
 FEEDAPパネルは、汚染された飼料の細菌量を低減しても、既に飼料中に存在している可能性のある細菌毒素及び内毒素に関連する危害要因は低減されないことを指摘する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3790.pdf