食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04070820149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、サケ科魚類、その他の魚類、観賞魚、甲殻類及び愛がん鳥類に使用する飼料添加物としての合成アスタキサンチンの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2014年6月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月18日、サケ科魚類、その他の魚類、観賞魚、甲殻類及び愛がん鳥類に使用する飼料添加物としての合成アスタキサンチンの安全性及び有効性に関する科学的意見書(2014年5月20日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 アスタキサンチンは、プランクトン、甲殻類及び魚類に天然に存在する色素のカロテノイドである。評価中のアスタキサンチンは、合成されたアスタキサンチンである。 「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、合成アスタキサンチンは、100mg/kg完全飼料までの用量での使用でサケ科魚類に対して安全であると考える。アスタキサンチンのサケ科魚類に対する安全性に関する結論は、他の魚及び観賞魚に対して、同じ用量で外挿が可能である。アスタキサンチンの100mg/kg飼料までの濃度は、甲殻類に対して安全である。 雌のラットでの発がん性試験における肝臓肥大で計算した3.4mg/kg体重/日のベンチマーク用量95%信頼下限値(BMDL10)に基づき不確実係数100を適用し、一日摂取許容量(ADI)0.034mg/kg体重(体重60kgのヒト一日当たり2.0mgに相当)を設定することが可能である。 飼料中の最大許容量までのアスタキサンチンのサケ科魚類への使用により、消費者の安全性への懸念はない。 アスタキサンチンは、サケ科魚類以外の食料生産用の魚の身の部分及び観賞魚の皮膚の着色にも有効である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3724.pdf |