食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04070800149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏用飼料添加物としてのCoxiril(R)(ジクラズリル)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2014年6月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月17日、肉用鶏用飼料添加物としてのCoxiril(R)(ジクラズリル)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2014年5月21日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 ジクラズリル0.5%を含むCoxiril(R)は、ジクラズリル0.8~1.2mg/kg完全配合飼料の用量で、コクシジウム症の抑制を目的に肉用鶏への使用を意図している。ジクラズリルの最大提案使用量(1.2mg/kg飼料)は肉用鶏に対して安全であると考えられるが、許容試験のその値は、試験のデザインが不十分であることから限定的である。しかし、3倍のジクラズリル使用量でも、測定されたパラメータのいずれにも、有害な影響はみられなかった。
 ジクラズリルには実質的な抗菌作用はない。Coxiril(R)からのジクラズリルは、現在認可されている他のジクラズリルと毒性学的に同等であると考えられる。
 Coxiril(R)の最大提案使用量1.2mg/kg完全配合飼料での肉用鶏への使用は、残留基準値(MRL)を超えないことから、消費者に対して安全である。
 Coxiril(R)からのジクラズリルは、最小用量0.8mg/kg完全配合飼料での肉用鶏への使用で、コクシジウム症を抑制する可能性がある。この結論は、論文データ及びCoxiril(R)を使った最近の研究(5件の平飼い鶏舎試験、2件のフィールド試験及び2件の感受性試験)に基づいている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3728.pdf