食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04020470105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、アキー(ackee)製品に対する検査ガイドを発表 |
資料日付 | 2014年4月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は4月14日、アキー(ackee)製品に対する検査基準を示した最終遵守方針ガイド(Compliance Policy Guide)を発表した。概要は以下のとおり。 最終遵守方針ガイドはFDA職員向けの手引書で、毒素ヒポグリシンAが含まれたアキーの缶詰、冷凍品その他製品に対するFDAの執行基準に関するものである。 アキーフルーツは、西アフリカ原産のアキーの木になり、中南米、カリブ海諸国、フロリダ南部でも産する。缶詰、冷凍その他製品が広く米国で出回っている。ジャマイカ、ベリーズ、ハイチ等からの輸入品が多いが、近年ではフロリダのある加工業者が州間取引への参入に関心を示している。 果実には毒素のヒポグリシンAが天然に含まれているが、完熟すると可食部位では無視できるレベルまで減る。FDAのリスク評価では、ヒポグリシンAの濃度が100ppmを超えると健康リスクが生じ得る。完成製品で100ppmを超えるのは、加工が不適切であることが考えられる。このため最終遵守方針ガイドでは、100ppmを超える缶詰、冷凍その他製品に対する没収又は輸入拒否措置を勧告している。 FDAの「輸入アラート(Import Alert)」には、同アラートの「グリーンリスト(Green List)」に記載されていない業者からの輸出向けアキー製品は、FDAの現地出張所が検査を行うことなく全て拘置できるとある。グリーンリストに記載されている業者は、食品安全管理を実施し、種子や外皮を取り除いた熟した果実だけを最終製品にしていることをFDAに実証済みである。 本ガイドに対する意見を4月15日から募集する。ガイドの本文は以下のURLから入手できる。 http://www.fda.gov/ICECI/ComplianceManuals/CompliancePolicyGuidanceManual/default.htm |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm393073.htm |