食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04000690475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、紅麹を有効成分とするサプリメントを服用する前に必ず医師に相談するよう注意喚起
資料日付 2014年3月13日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は3月12日、紅麹を有効成分とするサプリメントを服用する前に必ず医師に相談するよう注意喚起した。
 紅麹はコメを使って培養した赤色のかびであり、「血中コレステロール値を正常値に維持する」との健康強調表示をした多くのサプリメントに使用されている。ANSESには「紅麹」を成分とするサプリメントの摂取に関連することが疑われる25件の副作用報告(多くは筋障害や肝障害)が届けられている。ANSESには、モナコリンを含む紅麹を主成分とするサプリメントの使用により、遺伝的体質や現在病気で治療を受けている特に感受性の高い集団に健康リスクを引き起こす可能性があると考えている。ANSESはこれらのサプリメントを用いる前に医師に相談するよう勧告している。ANSESは、スタチン(訳注:コレステロール値を下げる効果がある医薬品)を有効成分とする薬剤を服用している患者及び副作用(スタチン不耐性)によってスタチン治療を受けられなくなった患者(スタチン不耐性患者)はこれらのサプリメントを服用してはならないと指摘している。感受性の高い集団(妊婦、授乳期の女性、子供、青少年、70歳以上の高齢者や他の疾患を有する患者、グレープフルーツの高摂取集団など)もこれらのサプリメントを服用してはならない。
 サプリメントの紅麹のリスクに関する意見書(仏文、34ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.anses.fr/fr/documents/NUT2012sa0228.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/fr/content/compl%C3%A9ments-alimentaires-%C3%A0-base-de-levure-de-riz-rouge-avant-consommation-prenez-conseil