食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03960880149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換え除草剤耐性ダイズBPS-CV127-9の販売申請に係る科学的意見書を発表 |
資料日付 | 2014年1月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネル(GMO)は1月17日、遺伝子組換え(GM)除草剤耐性ダイズBPS-CV127-9の食品・飼料・輸入・加工を目的とした販売申請に係る科学的意見書を発表した。概要は以下のとおり。 当該ダイズには、csr1-2遺伝子の挿入遺伝子座が1つ含まれている。遺伝子改変の安定性は実証されている。イミダゾリノン系除草剤に対する耐性を付与するArabidopsis thaliana(シロイヌナズナ)由来のアセトヒドロキシ酸合成酵素の発現について十分に解析されている。生命情報科学解析の結果、安全上の問題はなかった。安全に関して更に評価を要するような種子の成分組成上の違いは見当たらなかった。農学的かつ表現型上の特性に関して、種子の重量に差が見られたが、これは当該ダイズの全体的な安全性に影響しない。安全性評価の結果、新たに発現するタンパク質及び当該ダイズの潜在的毒性及びアレルゲン性に懸念は生じなかった。成分組成データは栄養価が従来品種と同等であることを示しているが、この点は鶏への給餌試験結果で裏づけられている。 イミダゾリノン系除草剤に暴露させない場合であっても、当該ダイズが野生化して拡散・定着する蓋然性が増えることを示すものはない。生じそうにはないが、理論的にはあり得る組換え遺伝子の細菌への水平伝播リスクは特定されていない。 結論として当パネルは、当該ダイズについて入手した資料は加盟国から提起された科学的意見を取り上げており、所期の用途で用いる限り、公衆衛生、動物衛生及び環境への影響に関して、遺伝子組換え前の従来種及び市販品種と同等の安全性と栄養価を有すると考える。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.2/2014(2014.1.22)P11~12 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3505.pdf |