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資料管理ID syu03960180314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、グリホサート含有農薬に対する見解を公表
資料日付 2014年1月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は1月20日、特定の補助剤については厳しい見方をすべきだが、グリホサートの毒性はこれまで推測されたほどの毒性はないとした見解を公表した。概要は以下のとおり。
 BfRは1月20日、グリホサートを含有する農薬により考えられる健康影響評価に関する市民レベルでの議論のため、ベルリンの国際会議センターで科学的シンポジウムを開催する。欧州連合(EU)による有効成分試験の一環として、BfRはグリホサートによる健康影響リスクの再評価を行った。一連の有効成分試験の第一段階に盛り込まれた論文に加え、1
,000件を超える新たな研究が精査・評価された。これらの新しい研究では、実験動物でのグリホサートの発がん性や胚への有害な影響は示されず、また、生殖毒性も示されなかった。BfR長官は「このデータはグリホサートの有効成分の基準値が大幅に変更される可能性を裏付けるものではない」と語る。
 しかし、評価された文献の多くは、グリホサート含有の特定の農薬が、補助剤が原因で、実際の有効成分よりも高い毒性を有することを示唆している。こうした補助剤の例がポリオキシエチレン(POE)牛脂アミン類である。BfRはこうした牛脂アミン類の毒性評価を報告書に盛り込んだ。
 多数の新しい文献の分析からは、健康保護のための基準値、特に一日摂取許容量(ADI)を大きく変更すべき強力な理由も得られなかった。現行の残留基準値(MRL)は引き続き消費者に対して安全である。消費者の習慣的な摂取量はADIの2%より低い。この推定は、雑草管理及び乾燥剤としての使用の両方を含む。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2014/03/glyphosate__no_more_poisonous_than_previously_assumed__although_a_critical_view_should_be_taken_of_certain_co_formulants-188898.html