食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03950500477 |
タイトル | カナダ公衆衛生庁(PHAC)、鳥インフルエンザA(H5N1)の状況説明におけるAmbrose保健相のスピーチを公表 |
資料日付 | 2014年1月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ公衆衛生庁(PHAC)は1月8日、鳥インフルエンザA(H5N1)の状況説明におけるRona Ambrose保健相のスピーチを公表した。概要は以下のとおり。 北米で初めて鳥インフルエンザA(H5N1)のヒトの感染例が確認された。PHACによると、この感染者はアルバータ州在住で、最近、旅行先の中国から帰国した後にA(H5N1)が原因で死亡した。 ヒトからヒトへの持続的な感染を示す証拠がないことから、A(H5N1)のカナダ国民に対するリスクは非常に低い。重要なことは、これはカナダで毎年流行する季節性インフルエンザの一部ではなく、孤立した症例であるという点である。PHACは、中国、世界保健機関(WHO)及び協力関係にある他の国際機関にこの感染例を通知した。 続けて、PHACの次席公衆衛生官もスピーチを行った。 この感染者は北米において初めて、また唯一確認されたヒトの感染例である。 A(H5N1)のヒトの感染例は、過去10年間に15か国で650人に満たない数が確認されている。主として、感染鳥類に暴露した人が感染した。ヒトがA(H5N1)ウイルスに感染すると重症になり、感染者の約60%が死亡する。問題の旅行者が中国から帰国して以来、カナダではA(H5N1)感染例は確認されていない。 これは孤立した症例である。この感染者は、12月27日に北京からバンクーバー(エア・カナダ030便)、バンクーバーからエドモントン(エア・カナダ244便)に戻るフライト中に気分が悪くなった。症状が悪化したこの感染者は入院し、1月3日に死亡した。 PHACは1月5日、当該症例に関してアルバータ州から通知を受けた。1月7日、ウィニペグにある国立微生物学研究所が検体を受け取った。同日夜、同研究所の検査結果によりA(H5N1)ウイルスが確認された。 当該感染者の家族に疾病の徴候は見られない。飛行機の中でヒトからヒトへの感染があったことを示す証拠はない。 あらゆる証拠が、この感染例は中国でA(H5N1)ウイルスに暴露により感染した孤立した1症例であることを示している。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ公衆衛生庁(PHAC) |
情報源(報道) | カナダ公衆衛生庁(PHAC) |
URL | http://www.phac-aspc.gc.ca/media/nr-rp/2014/2014_0108-eng.php |