食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03950260149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分DE-126のリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2014年1月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月3日、農薬有効成分DE-126(委員会決定2006/589/ECではメプチルジノカップ(meptyldinocap)と呼ばれている)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2013年11月26日承認、78ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 本結論は、ぶどうに対する殺菌剤としてのDE-126の代表的用途に基づいて出された。 2.DE-126の一日摂取許容量(ADI)は、イヌを用いた90日間試験(1年間のサテライト群を使用)から得た無毒性量(NOAEL)の1.63mg/kg体重/日を根拠として、標準的な安全係数100を適用し、0.016mg/kg体重/日である。急性参照用量(ARfD)は、ウサギの発生毒性試験から得た母体毒性NOAELの12mg/kg体重/日を根拠として、安全係数100を適用し、0.12mg/kg体重である。 3. 現在におけるメプチルジノカップの国際標準化機構(ISO)の一般名は、IUPAC名の(RS)-2-(1-メチルヘプチル)-4 ,6-ジニトロフェニルクロトン酸エステル((RS)-2-(1-methylheptyl)-4 ,6-dinitrophenyl crotonate)であり、本物質は、クロトン酸(crotonic acid)(IUPAC名は(E)-ブタ-2-エン酸)のエステルとして定義されている。しかし、申請者は、本有効成分(コード番号DE-126)をE-及びZ-異性体の混合物として限定しており、このためE/Z及びR/S異性体を反映する新しい命名を提案し、適切な異性体比を提示した。様々な試験がジノカップ(dinocap)を用いて行われており、申請者がDE-126はジノカップの約22%を占めると述べ、それを立証したことに留意することが望ましい。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3473.pdf |