食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03940730149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ビオチンの食事摂取基準に関する科学的意見書素案について意見公募
資料日付 2013年12月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月4日、ビオチン(biotin)の食事摂取基準(Dietary Reference Values: DRVs)に関する科学的意見書素案(25ページ)を公表し、2013年12月16日までの意見公募を開始した。概要は以下のとおり。
1. この意見書素案では、成人、乳児・小児、妊婦・授乳婦のビオチンのDRVsが提案されている。
2. EFSAは、利害関係者らから基準を満たして送られるすべての意見等を評価する予定である。これらの意見等は、EFSAの関連する科学パネルによってさらに検討され、関連性が認められた場合には、考慮に入れられる。
3. 当該意見書素案の要旨
 利用可能な科学的根拠が、ビオチンの平均必要量(Average Requirement)及び集団別参照摂取量(Population Reference Intake)を算定するには不十分であるため、ビオチンの目安量(Adequate Intake: AI)を提案する。成人のAIを40μg/日に設定し、このAIを妊婦にも適用する。授乳婦については、母乳を通じたビオチン損失を補うため、成人のAIに5μg/日を追加することを提案する。生後6か月超の乳児については、エネルギー代謝におけるビオチンの役割を考慮するため各年齢群の基準体重に基づく相対成長率(allometric scaling)を用いて、生後0~6か月の完全母乳児のビオチン摂取量から外挿することによって、AIとして6μg/日を提案する。欧州連合(EU)域内で観察されたビオチン摂取量に基づき、小児のAIを1~3歳児は20μg/日及び4~10歳児は25μg/日に、また、青年のAIを35μg/日に設定する。
 当該意見書素案は、以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/131104.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/131104.htm