食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03940170160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、アスパルテームの研究に関する毒性委員会(COT)によるポジションペーパーを公表 |
資料日付 | 2013年12月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は12月4日、アスパルテームに関する研究に関する毒性委員会(The Committee on Toxicity of Chemicals in Food , Consumer products and the Environment:COT)によるポジションペーパーを公表した。概要は以下のとおり。 COTは、FSAの委託を受けアスパルテームに関する二重盲検ランダム化クロス オーバー試験のピアレビューを行った。 COTは、「示された結果からは、公衆衛生上の保護策を講じる必要性は認められなかった」と結論づけた。当該研究の論文は査読のある科学雑誌に投稿されているので、COTによる議論の議事録全文はまだ公表されていない。 当該研究はHull York 医科大学の主導で行われ、その結果は2013年10月29日にCOTの非公開会議で議論された。 当該ポジションペーパーの概要は以下のとおり。 実験では、アスパルテームを含むシリアルバーと、対照群として、アスパルテームを含まない類似した風味のシリアルバーが無作為順に被験者に与えられた。被験者構成は、アスパルテームが原因と考えられる症状が出たことのある個人と、アスパルテームに対して感受性がなかった又は感受性が疑われなかった個人であった。 シリアルバーを摂取した後の様々な症状及び生化学的測定結果が評価された。データが回収された時点では、被験者、試験実施者のいずれも、どのシリアルバーにアスパルテームが含まれていたかは分からなかった。 COTの議論についての議事録は、当該研究の論文が査読のある科学雑誌に投稿中である間は一時的に公表を控えている。COTは示された結果からは公衆衛生上の保護策を講じる必要性は認められないことから、今回の遅延は受け入れられると判断した。 当該ポジションペーパーの全文(1ページ)は以下のURLから入手可能。 http://cot.food.gov.uk/pdfs/cotposponaspar.pdf 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.25/2013(2013.12.11)P10~11 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/dec/aspartame |