食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03940160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、アスパルテームに関する全面リスク評価を完了し、アスパルテームの現在の暴露量は安全である、と結論づけたことを報道発表
資料日付 2013年12月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月10日、アスパルテームに関する全面リスク評価を完了し、アスパルテームの現在の暴露量は安全である、と結論づけたことを報道発表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)の専門家らは、全ての利用可能な情報を検討し、詳細な分析結果により、現在の一日摂取許容量(ADI)である40mg/kg体重/日は、一般の集団を保護すると結論づけた。しかしながら、フェニルケトン尿症の患者では、たん白質中のアミノ酸であるフェニルアラニンの摂取量を低く抑えることが求められるので、このADIは適用できない。
 ANSの専門家らは、動物及びヒトの試験の両方でもたらされた証拠の精査後、遺伝子損傷の原因となりがんを誘発するアスパルテームのリスクの可能性を排除した。また、EFSAの専門家らは、アスパルテームが、脳及び神経系を害することはなく、子供又は成人の行動様式又は認知機能へ影響を及ぼすことはないと結論づけた。
 ANSパネルは、妊娠に関して、フェニルケトン尿症の女性患者を除いて、現在のADIでアスパルテーム由来のフェニルアラニンの暴露による胎児の発育のリスクはないことに留意した。
 EFSAは、EFSAの意見書素案に関する意見公募の期間中(2013年1月9日から2013年2月15日まで)に200件を超える意見を受理し、それら全てを検討した。EFSAは、本日、意見公募期間中に受理した意見に対する回答並びに意見公募の終了後に提出された2つの最新の発表である、米国環境保護庁(EPA)の発表及び別の科学論文に対する意見を公表した。それらの研究は、今回のEFSAのアスパルテームに関する結論を変更するものではない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/131210.htm