食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03920110305 |
タイトル | 欧州連合(EU)、ソーセージ用天然ケーシングのpH調整剤としてのリン酸ナトリウム類(E 339)の使用を認可 |
資料日付 | 2013年10月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州連合(EU)は10月31日、ソーセージ用天然ケーシングのpH調整剤としてのリン酸ナトリウム類(sodium phosphates)(E 339)の使用を認可するため、規則(EC) No 1333/2008の附属書IIを一部改正する委員会規則(EU) No 1069/2013を官報で公表した。概要は以下のとおり。 1. ソーセージ用天然ケーシングのpH調整剤としてのリン酸ナトリウム類(E 339)の使用の認可を求める申請書が2010年8月26日に提出され、EU加盟国にとって利用可能になった。 2. リン酸ナトリウム類(E 339)は、認可された食品添加物のEUリストに収載されており、ソーセージ用天然ケーシングを除く特定の食品に使用することが許可されている。 3. 食品科学委員会(SCF)が設定したリン酸塩類の最大耐容一日摂取量(MTDI)は、70mg/kg体重である。申請者が提案している最大使用量は12 ,600mg/kgケーシングであり、ソーセージの最終製品におけるケーシング由来のリン酸塩類のキャリーオーバーは最大で250mg/kgになる。処理済み天然ケーシングを介したリン酸塩類の最大寄与率は、MTDIの2.1%になる。したがって、ソーセージ用ケーシングの機械特性を向上させるpH調整剤としてのリン酸ナトリウム類の使用を許可することは適当である。 以上の経緯及び観点から、ソーセージ用天然ケーシングのpH調整剤としてのリン酸ナトリウム類(E 339)の使用が認可されることになった。委員会規則(EU) No 1069/2013は、官報掲載の20日後に発効する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2013:289:0061:0062:EN:PDF |