食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03911060493
タイトル 台湾衛生福利部食品薬物管理署、「綿実油を毎日15cc摂取すると、1年後に男性の9割が不妊になる」との報道について説明
資料日付 2013年10月23日
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概要(記事)  台湾衛生福利部食品薬物管理署は10月23日、「綿実油を毎日15cc摂取すると、1年後に男性の9割が不妊になる」との報道に対する説明を行った。
 台湾の不妊症の権威である李茂盛医師の「綿実油を毎日15cc摂取すると、おそらく男性の9割が1年後に不妊となる」とする見解がメディアで報じられたことについて、同署は李医師本人に説明を求めた。李医師は自分が取り上げた食用綿実油が男性不妊症を招いたという事例は、過去(1930年代)に中国の江蘇省で発生した事件のことであると述べた。この事件は現地住民が自ら製造した綿実油を食したところ、精製工程を経ていなかったことから大量のゴシポールが含有され、そのことが原因で当該地区の住民が不妊になったというものである。
 李医師はまた、食用綿実油は精製工程を経ており、中国で発生した不妊事例とは異なり、精製された綿実油に大量のゴシポールが含有されることはなく、報道内容は誤ったものであると強調した。
 同署は、精製された食用綿実油はゴシポールが効果的に除去され、世界各国で食用されている油脂の一つであると再度強調した。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾衛生福利部食品薬物管理署
情報源(報道) 台湾衛生福利部
URL http://www.mohw.gov.tw/CHT/Ministry/DM2_P.aspx?f_list_no=7&fod_list_no=4258&doc_no=33096