食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03910220476
タイトル  オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)、フェンチオンの限定使用に関する情報を公表
資料日付 2013年10月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)は10月16日、フェンチオンの限定使用に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
 同日から、フェンチオンはもも及びあんずへの使用は認められないが、フェンチオンの審査が完了するまで、さまざまな他の許可されている農産物では依然として使用することができる。
 業界によって提供された最新のデータを分析した結果、APVMAはフェンチオンを噴霧したももとあんずの残留レベルは喫食に安全であろうという点については納得していない。データは、現在使用されているりんご、なし、かんきつ類(西豪州のみ)、ぶどう、パパイヤ、かき、チェリー(西豪州のみ)、ネクタリン、プラム及びメロンなどの他の農産物への制限的(一部の果物への噴霧から収穫の間に必要な期間の変更)使用を支持しているのみである。
 APVMAに提出したデータの評価報告書は以下のURLから入手可能。
http://www.apvma.gov.au/products/review/current/fenthion.php.
 今回の決定は、ヒトの安全性(毒性)、食品中の残留物、作業者の安全性及び環境への配慮を含んだフェンチオンの継続中の審査の最新のものである。また、今回の決定は、ヒトの安全及び審査の食品項目中の残留物にのみに関連している。
 審査の全項目の評価は2014年半ばに完了し、豪州におけるフェンチオンの使用に関する最終決定はその後すぐになされる予定である。
 現在、8種類の登録されたフェンチオン製品があり、そのうち2種類が食用作物に使用され一時停止措置の対象となっている。その他はこの段階で対象となっていない動物用医薬品及び害虫駆除製品である。フェンチオンは毒性レベルでヒトの神経系を阻害する有機リン系殺虫剤である。安全基準は、コミュニティ及び業界の両方を保護する毒性レベルよりはるかに低く設定されている。
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)
情報源(報道) オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)
URL http://www.apvma.gov.au/news_media/media_releases/2013/mr2013-04.php