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資料管理ID syu03890640343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、フランスにおける溶血性尿毒症症候群の発生状況報告書を発表
資料日付 2013年9月6日
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分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は9月6日、週刊衛生現状報告 Le Point Epidemio、ブルゴーニュ・フランシュコンテ地域圏合併版、2013年9月5日現在のフランスにおける溶血性尿毒症症候群(HUS)の発生状況報告書を発行した。
 HUSは志賀毒素産生性大腸菌(STEC)感染症の重篤な臨床症状の一つである。STEC感染症の症状は通常、水様性下痢と出血性大腸炎である。症例の5~8%で、溶血性貧血や急性腎不全を引き起こす血小板減少症を突然発症するなど、症状が重症化している。HUSは3歳以下の子供の急性腎不全の主な原因である。
 フランスでは、糞便によるSTEC感染検査は臨床検査所で常に実施されているわけではない。フランス小児腎臓学会の協力を得て、1996年に15歳以下の子供のHUSサーベイランス・システムがInVSによって設立された。このシステムは、フランス本土全土に散らばる小児科と病院センターの小児腎臓科のボランティアの31機関を常時ネットワークで結んだものである。フランスでは毎年、このネットワークから約100件の症例の届出がある。サーベイランスが開始してから、年間平均罹患率が最も高かったのはフランシュ・コンテ地域圏の10万人当たり1.7で、次いでブルターニュ地域圏の1.4である。症例数が夏季に増加するのは1996年以降観察されており、7月~9月の期間に全体の43%が発生している。
 報告書(3ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.invs.sante.fr/fr/content/download/74631/277373/version/126/file/pe_bfc_050913.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/fr/Publications-et-outils/Points-epidemiologiques/Tous-les-numeros/Bourgogne-Franche-Comte/2013/Surveillance-sanitaire-en-region-Bourgogne-et-Franche-Comte.-Point-au-5-septembre-2013