食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03890330149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分Bacillus thuringiensis ssp. tenebrionis NB-176株のリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2013年1月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月25日、農薬有効成分の微生物Bacillus thuringiensis ssp. tenebrionis NB-176株のリスク評価のピアレビューに関する結論(2012年12月7日承認、36ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 抄録 農薬有効成分Bacillus thuringiensis ssp. tenebrionis NB-176株について報告担当加盟国であるイタリアの担当機関が実施した初期リスク評価をピアレビューした後のEFSAの結論を報告する。本ピアレビューの実施は、委員会規則(EC) No 2229/2004 (委員会規則(EC) No 1095/2007及び委員会規則(EU) No 114/2010により一部改正)によって要求された。本結論は、ばれいしょに対する殺虫剤としてのBacillus thuringiensis ssp. tenebrionis NB-176株の代表的用途の評価に基づいて出された。許認可のためのリスク評価に用いることが妥当であると結論づけられた信頼できる評価項目(ピアレビューされた申請書類の中の利用可能な試験及び文献から得た)を示す。許認可の枠組みに必要なものとして特定されながら欠落している知見を一覧表示し、懸念を特定する。 2. 哺乳動物毒性 参照値 本微生物は、利用可能なデータ及び試験に基づき、病原性や感染性が示されなかったので、参照値の算定は不要と考えられた。Bacillus thuringiensis ssp. tenebrionisが産生しうるセレウス菌(Bacillus cereus)体外毒素(エンテロトキシン類)に関係した食中毒の可能性があることが留意される。セレウス菌によって引き起こされる食中毒は、少ない摂取菌量(10の3乗~10の4乗CFU/g食品)が報告された食中毒集団発生の事例もあるが、ほとんどの場合、10の5乗~10の8乗CFU/g食品の摂取菌量に関連していた(訳注:CFUはコロニー形成単位)。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3024.pdf |