食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03890050160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、カニみそのカドミウム量を様々な加工技術により低減する方法を検討する作業グループを組織 |
資料日付 | 2013年9月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は9月18日、カニみそのカドミウム量を様々な加工技術により低減する方法を検討する作業グループを組織した旨を発表した。概要は以下のとおり。 当該作業グループは、カニみそのカドミウム量低減を達成するために、カニ加工業界向けのガイドラインを策定する予定である。初会合は10月に開催される。 当該作業グループは、欧州連合(EU)加盟各国に対してカニみその摂取に関するガイドラインを策定するよう欧州委員会(EC)が要求したのを受けて組織された。カニみそにはカドミウムが高濃度で含まれ得る。 作業グループには、FSAと共に、英国小売業組合、国際漁業者団体連合などの13の組織が参加する。 「カニみそ及びカニみそを使って作られる製品のカドミウム」に関する食品調査情報シート(2013年9月、No.01/13)を添付している。 1.カニみそ及びカニみそを使った製品では、下ごしらえしたカニ及びカニのパテなどでカドミウムが検出された。 2.英国の小売店で399製品を購入し、そのうち397製品についてカドミウム濃度を測定した。 3.様々なカテゴリーの製品から検出されたカドミウム濃度には、大幅なばらつきがみられた(0.01~26mg/kg)。 4.この調査で、カドミウムの食事経由暴露へのカニみそ製品摂取による寄与が、成人及び幼児で大きくなる可能性が示された。 5.これらの製品で検出されたカドミウム濃度のばらつきが大きいことから、消費者に対して安全に摂取できる適量についての助言はできない。 6.しかしながら、カドミウムの有害な影響は、高濃度のカドミウムへの長期暴露によることから、カニみそ製品をまれにしか摂取しない場合で、耐容週間摂取量(TWI)をたまに上回る程度であれば、影響は懸念されない。 7.これらの製品のカドミウム濃度にばらつきがあるため、TWI超過が生じる可能性又は超過の程度については明言できない。 同情報シート(45ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/publication/cadmium_crabs_fsis.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/sep/cadmium_crab_sept13 |