食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03830410149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品接触材料中に使用する有効成分の鉄、ポリエチレングリコール、ピロリン酸二水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム及び塩化ナトリウムに関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2013年6月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月6日、食品接触材料中に使用する有効成分の鉄、ポリエチレングリコール、ピロリン酸二水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム及び塩化ナトリウムに関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、ポリエチレングリコール、ピロリン酸二水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム及び塩化ナトリウムから成る鉄をベースにした酸素吸収剤の安全性評価を取り上げる。 この混合物は、高温充てんする食品、低温殺菌する食品及び長期保存する食品と接触することを意図したポリエチレン(PE)又はポリプロピレン(PP)製の材料に包含される。乾燥及び脂肪分の多い食品は、材料と直接接触することが予想され、その他の食品は、有効成分を含まない層により、有効成分から隔てられる。 酸素吸収剤系を調製する成分の全ては、プラスチック製の食品接触材料、食品添加物又は補助食品として評価され及び認可されている。移行試験の結果に基づき、酸素吸収剤系が意図した条件下で、特に水溶性又は酸性の食品と接触の際、有効成分を含まない層の内側で使用するならば、鉄、ポリエチレングリコール、ピロリン酸塩、リン酸塩及び塩化ナトリウムの特殊移行量制限並びにリンを含む及びリン酸塩の耐容摂取量は予想されず及び超えない。 したがって、CEFパネルは、酸素吸収剤を調製する成分を含まず、少なくとも厚さ10μmのPE又はPPの層により隔てられ、ⅰ)乾燥及び脂肪分の多い食品との直接の接触及びⅱ)水溶性又は酸性の食品との間接の接触で、長期間の保存及び最大で95℃、数分間で高温充てんし、PE及びPP材料に酸素吸収剤を包含し使用するならば、鉄、ポリエチレングリコール、ピロリン酸二水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム及び塩化ナトリウムに安全性の懸念はないと結論づけた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3245.htm |