食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03820360149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ジクロルプロップ-Pについて提出された確認データのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2012年11月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月13日、農薬有効成分ジクロルプロップ-P(dichlorprop-P)について提出された確認データのリスク評価のピアレビューに関する結論(2012年11月5日承認、20ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 抄録 農薬有効成分ジクロルプロップ-Pについて、報告担当加盟国であるデンマークの担当機関が実施した初期リスク評価をピアレビューした後のEFSAの結論を報告する。本ピアレビューの実施は、消費者暴露並びに鳥類及び哺乳動物の領域におけるリスク評価に関する確認データの提出及び評価を受けて、欧州委員会(EC)によって要求された。本結論は、穀類、草地及び牧草種子作物に対する除草剤としてのジクロルプロップ-Pの代表的用途の評価に基づいて出された。許認可のためのリスク評価に用いることが妥当であると結論づけられた信頼できる評価項目(ピアレビューされた申請書類の中の利用可能な試験及び文献から得た)を示し、懸念を特定する。 2. 要約 2012年9月の残留物に関する第96回農薬ピアレビュー会合において、専門家らは、小麦わらにおける代謝物11をジクロルプロップ-Pメチルエステル(dichlorprop-P methyl ester)と同定するに足る十分な知見が利用可能であると結論づけ、植物産品における規制対象及びリスク評価のための残留物定義を「ジクロルプロップ(ジクロルプロップ-Pを含む)並びにその塩類、エステル類及び抱合体類の総量をジクロルプロップに換算したもの」とした。また、当該会合では、評価報告書素案(DAR)において報告された利用可能な山羊の代謝試験に基づき、牛の腎臓に対する残留基準値(MRL)の0.7mg/kg及び牛の肝臓に対するMRLの0.1mg/kgが確認された。 草食性鳥類、食虫性鳥類及び草食性哺乳動物に対する急性リスクについては、確認データによって対処されておらず、重要な懸念領域が特定された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2950.pdf |