食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03810820373 |
タイトル | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、報告書「マイコトキシン カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ2008~2009年」の「8. パツリン」を公表 |
資料日付 | 2013年4月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は4月29日、報告書「マイコトキシン カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ2008~2009年」に新しく追加された項目、「8. パツリン」を公表した。 パツリンはアスペルギルス属、ペシロミセス属、バイソクラミス属、アルテルナリア属、フザリウム属、トリコデムマ属、トリコセシウム属、ケカビ(Mucor)属及びフィアロフォラ属の真菌が産生するマイコキシンであり、果実及びその副産物、特にリンゴ中の汚染物質として検出される。 パツリンの推定暴露量はすべての人口集団で基準値を下回った。 当該報告書からの補足は以下のとおり。 カタルーニャ州におけるリンゴ由来食品の喫食は、成人の人口集団では季節的又は一時的にも少ない。子供、乳幼児の人口集団では喫食者数が多く、喫食量も多い。パツリンの暴露量の推定にはリンゴ由来食品を喫食する人口集団のみを考慮した。リンゴジュースの人口集団別の喫食率は成人で12%、青少年43%、子供26%、乳児36%であった。 乳幼児及び子供はパツリンの推定暴露量が高く喫食者数が多い、最もリスクの高い人口集団であった。 パツリンの推定摂取量はすべての人口集団で、また最悪のケース(乳幼児の人口集団の95パーセンタイル値: TDI136.41ng/kg 体重/日)においても、国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)の耐容一日摂取量(TDI)400ng/kg 体重/日を大きく下回った。 当該報告書の当該項目(スペイン語、12ページ)は以下のURLから入手可能。 8. パツリン http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/es/dir3577/edt_micotoxinas8patulina_es.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スペイン |
情報源(公的機関) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA) |
情報源(報道) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA) |
URL | http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/es/dir3577/doc35386.html |