食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03810320314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所（BfR）、食品中の累積する残留農薬は明確で簡潔な基準に基づいて評価されるべきとの提言 |
| 資料日付 | 2013年4月22日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | ドイツ連邦リスク評価研究所（BfR）は4月22日、食品中の累積する残留農薬は明確で簡潔な基準に基づいて評価されるべきと提言した。概要は以下のとおり。 当該提言は、BfRが行った食品中の残留農薬の累積リスク評価に関する国際的なワークショップで行われた。 食品中の複数の残留農薬の累積は常に人々に対する懸念材料であるが、残留基準値(MRL)があることから、複数の残留農薬が同時に又は時間を置かずに連続して摂取しても、消費者の健康には影響がない場合がある。しかし、累積リスクによる健康影響の評価に関して、広く認められている評価手法がいまだに存在しないことは問題である。 当該評価方法は、欧州連合(EU)内でのMRLの設定、農薬の認可及び加盟各国のモニタリング当局によるサンプリングでの消費者に対するリスク評価などへの定期的な使用を意図した、簡潔で透明性を有するものが望ましい。累積リスクの評価手法は現在、EU内での科学的な試験段階にある。 先月行われたBfR主催の当該会合では、研究者らは当該手法の適用について、自らの実践的な体験を交えて意見交換を行った。BfR所長は、「BfRは、累積リスクの評価は、日常的な使用に適しているか及びモニタリング当局による迅速な使用が可能かという観点に基づく累積リスク評価を提案した。」と述べた。 BfRは、累積リスクをおのおのの農薬のハザード指数(HI：hazard index)の規定及び追加により評価することを推奨する。HIは、食品から摂取したどの農薬が、毒性学的基準値である許容一日摂取量(ADI)及び急性参照用量(ARfD)に達するかの程度の基準である。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源（公的機関） | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源（報道） | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | http://www.bfr.bund.de/de/presseinformation/2013/11/mehrfachrueckstaende_von_pflanzenschutzmitteln_in_lebensmitteln_sollten_anhand_klarer_und_einfacher_kriterien_bewertet_werden-186384.html |