食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03770590105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、「牛由来物質の食品及び化粧品への使用」に係る暫定最終規則の意見募集を再開 |
資料日付 | 2013年3月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は3月4日、「牛由来物質の食品及び化粧品への使用」に係る暫定最終規則に対する意見募集を再開すると発表した。概要は以下のとおり。 暫定最終規則は、牛の特定部位を食品(サプリメントを含む)及び化粧品に使用できなくすることで、BSEに暴露しないよう消費者を保護している。2005年に改正された暫定最終規則に従い、小腸の回腸遠位部をしっかり除去すれば、小腸を食品、サプリメント及び化粧品に使用してもよいことになっている。 2005年以降、科学的研究の結果、BSEに感染した牛の回腸遠位部以外の小腸部位には、わずかながら感染価があることが分かってきた。しかしFDAは、その感染価は低く、ヒトや反すう動物に大きな健康リスクを与えるものではないと考えている。FDAと見解を同じくする国際獣疫事務局(OIE)も、「特定危険部位」の定義を変えて、回腸遠位部以外の小腸のいかなる部位もそれに含めるような変更は行っていない。 またFDAは、小腸の他の部位を除去しても、国民へのBSEリスクはさほど減らないと見ている。よって、小腸に関する規定を何ら変更することなく、暫定最終規則を採用するのが適当と考える。さりながら、利害関係者が研究結果やFDAの暫定的結論に対して意見を提示できるよう、意見募集期間を改めて設ける。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm341951.htm |