食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03770230149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ピメトロジンについて既存の残留基準値の見直しに関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2012年10月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月17日、農薬有効成分ピメトロジン(pymetrozine)の既存の残留基準値(MRL)について欧州連合(EU)の法令に従った見直しに関する理由を付した意見書(2012年10月15日承認)を公表した。当該意見書は2013年1月10日、残留データが一部修正されたが、全体的な結果は変わっていない。当該意見書の概要は以下のとおり。
1. EFSAは、規則(EC) No 396/2005の第12条に従い、欧州で現在設定されているピメトロジンのMRLについて見直しを行った。
2. EFSAは、植物、加工産品、輪作作物及び家畜におけるピメトロジンの残留物の存在量を評価するため、指令91/414/EECの枠組みにおいて出された結論及びEU加盟国が届け出た欧州における(訳注:当該有効成分を含有する植物防疫製剤の使用の)認可事例(裏付けとなる残留物データを含む)について検討した。利用可能なデータの評価に基づき、MRL案が算定され、消費者リスクの評価が行われた。
3. 許認可の枠組み(regulatory framework)によって必要とされる知見が一部不足していることが認められ、また、消費者に起こりうる急性リスクが特定された。したがって、消費者リスクの評価は単に目安であると考えられ、EFSAが算定したMRL案(訳注:かんきつ類に対して0.3mg/kg、りんごに対して0.02mg/kg(定量限界)等)について、リスク管理機関による検討がさらに必要である。また、消費者暴露量の低減策を検討することが望ましい。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2919.pdf