食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03750320475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)摂取に関する慢性毒性学的参照値(cTRVs)の設定について意見書を公表 |
資料日付 | 2013年1月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は1月15日、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)(DEHP)(CAS番号:No.117-81-7)摂取に関する慢性毒性学的参照値(cTRVs)の設定について2012年11月14日付けで提出した意見書を公表した。概要は以下のとおり。 専門委員会(CES)は、手続き上(アプローチ)の明示的基準、更には重要研究の質、作用の選択、毒性評価値、及び不確実係数に基づいた欧州食品安全機関(EFSA)が提案する毒性学的参照値(TRV)を支持する。 合同評価で提案するDEHPの繁殖に及ぼす作用についての経口暴露による慢性TRVは0.05mg/kg体重/日である[無毒性量(NOAEL); 5mg/kg体重/日、最小毒性量(LOAEL); 14mg/kg体重/日、不確実性係数(UF); 100]。 動物で実施した生殖・発生毒性試験に基づき、CESは、思春期前の子供や妊婦にはDEHPの生殖・発生毒性作用に、より高い感受性があると結論づけた。 国民は生涯にわたって恒常的にDEHPに暴露することから、TRVは成人(妊婦を含む)及び子供の暴露に適用される。 作用機序や感受性が高い期間に関する詳細な知見が無いので、CESは長期暴露及び生殖・発生毒性作用に基づいて算出した値を、短期暴露についても適用遵守するよう提言する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | http://www.anses.fr/Documents/CHIM2012sa0180.pdf |