食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03741010160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、交差汚染のガイドライン及び地方当局の施策決定に関する最新の調査研究の概要を公表 |
資料日付 | 2013年1月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は1月4日、2012年11月と12月に公表された調査研究の概要を公表した。概要は以下のとおり。 当該概要には、交差汚染についてのガイドラインの評価及び地方当局の施策決定の在り方の再検討などが含まれる。 スコットランド及びウェールズで発生した腸管出血性大腸菌O157による食中毒では、死者が出るなど、人々に対する深刻な健康影響が長期間続いた。これらの食中毒は、食品業界における食品取扱規範が徹底されていないことから生じた交差汚染が原因とされた。FSAは対策として、今後、同様の食中毒が発生するリスクを低減させる作業計画を作成した。 当該評価で明らかになった点は以下のとおりである。 1.ガイドラインの浸透率は、食品製造業界全体では56%と高めだったが、精肉業者の間では80%とさらに高かった。 2.精肉業者は、FSAの助言を受けて、より高機能の器材を導入する必要があるのではないかと懸念している。 3.86%の事業者がガイドラインの遵守は法的義務であると考えていることから、FSAのガイドラインは食品業界全体の行動に変化をもたらすに至った。 今後のガイドライン作成にあたり、より実践的な事例、及びより分かり易い用語の使用が提唱される。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/jan/FSAresearch.Jan13 |