食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03740110475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、パン製造などに、サームス・エクアティカス(Thermus aquaticus)の遺伝子を有するバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株由来のプロテアーゼを加工助剤として使用することに関する許可申請について意見書を公表
資料日付 2012年12月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は12月21日、ビスケット製造、菓子パン、ケーキ製造、通常のパン製造(伝統的なパン製造を除く)(訳注:原料に小麦粉、イースト、水、食塩のみ使用)及び特別なパン製造(訳注:原料に砂糖、油脂、小麦粉以外にも、穀類粉、ドライフルーツなど様々なものが使用できる)に、サームス・エクアティカス(Thermus aquaticus)の遺伝子で組み換えられたバチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株由来のプロテアーゼを使用することに関する許可申請について、競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2012年9月6日付けで提出した意見書を公表した。
 (乳を除く)飲料を除く食品摂取量を50g/kg体重/日として、一般集団が日常的に摂取するこれらの食品の12.5%が最大推奨用量の完全な活性を持つ酵素で処理されたとして、酵素最大摂取量の推定値を、Bugdet法で計算した。
 ラットの90日間亜慢性毒性試験で得られた無毒性量(NOAEL)38
,400mU/kg体重/日を食品経由の酵素最大摂取量で除すと、安全マージン(MOS)は512 となる。
 申請者が提出した試験結果や使用条件では、消費者に対していかなる健康リスクをも生じないとして、肯定的意見を付した。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/Documents/BIOT2012sa0153.pdf