食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03740070295 |
タイトル | 国際連合食糧農業機関(FAO)、第76回FAO/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)に基づくFAO JECFAモノグラフを公表 |
資料日付 | 2012年12月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 国際連合食糧農業機関(FAO)は12月18日、第76回FAO/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)に基づくFAO JECFAモノグラフVol.13「食品添加物の規格に関する概要」(114ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1.参加者リスト 2.初めに 3.特定の食品添加物の規格(訳注:(5)~(7)は遺伝子組換え微生物を用いて製造された食品添加物) (1)エチルセルロース (2)二リン酸二水素マグネシウム (3)ミネラルオイル(中粘度) (4)加工デンプン類 (5)Aspergillus nigerで発現させたA. niger由来のフィターゼ (6)Bacillus licheniformisで発現させたNocardiopsis prasina由来のキモトリプシン特異性を有するセリンプロテアーゼ (7)Fusarium venenatumで発現させたFusarium oxysporum由来のトリプシン特異性を有するセリンプロテアーゼ (8)二酸化チタン 4.分析法 5.特定の香料に関する規格 (1)新規格 (2)特定の香料の範囲 (3)新しい香料リスト(アルファベット順) 附属書1.毒性学的情報及び規格情報 附属書2.第76回JECFA会議の提言 JECFAは、アルミニウム及びケイ素を含む食品添加物の規格を再検討する一方で、酸化アルミニウム及び二酸化ケイ素の試験方法を更新することは妥当だとする。ケイ酸アルミニウムカルシウム(INS556)、ケイ酸アルミニウム(INS559)、ケイ酸カルシウム(INS552)、二酸化ケイ素(INS551)などの食品添加物の試験方法では、安全性を考慮して現在は研究所での使用が全面的には許可されていない腐食性又は有害試薬が使われる場合がある。 JECFAはまた、一部の食品添加物に関する規格が古いか暫定的である点を指摘し、規格を改正するための追加情報を要請する。こうした背景により、JECFAは当該添加物の評価見直しを検討すべきであると提言する。 加工デンプン類では、JECFAは全ての加工デンプン類について、試験方法も含めて規格を見直す必要があると考える。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
情報源(報道) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
URL | http://www.fao.org/fileadmin/user_upload/agns/news_events/JECFA%20Monograph%2013.pdf |