食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03730940160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、食品の放射能モニタリング方法の見直しに対する意見募集
資料日付 2012年12月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は12月12日、食品の放射能モニタリング方法の見直しに対する意見募集を公表した。概要は以下のとおり。
 FSAは、食品の放射能モニタリング方法を見直そうとしている。現行のモニタリングは25年以上にわたって行われており、その間、食品の安全性を脅かすリスクは認められなかった。
 FSAは利害関係者に対し、現行のモニタリングプログラムの変更及び改善計画に対する意見を提出するよう呼びかけている。
 現行の制度では、イングランド及びウェールズの全ての核施設周辺で食品試料が検査される。さらに、食品におけるバックグラウンドの放射線量のモニタリングがイングランド、ウェールズ、北アイルランド、チャネル諸島及びマン島で行われている。
 今回の見直しの背景には、モニタリングプログラムを、科学的根拠に則ったリスクに基づく手法を用いたより実態に応じた内容にする狙いがある。
 意見募集は、モニタリングプログラムの将来像に関して以下の3つの選択肢に集約される。
1.何も変更しない(現行のモニタリング計画を維持する)。
2.FSAによる食品の放射性物質のモニタリング及び関連する報告を中止する。
3.モニタリングプログラムを最適化する。
 提出された意見の内容が、スコットランドなど他の地域で行われている放射線モニタリングプログラムに影響することはない。スコットランドでは、FSAがスコットランド環境保護庁(SEPA)と協働して類似したプログラムを行っている。
 2013年3月6日まで意見を募集している。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2012/dec/consult-radioactivity