食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03730510475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、無鉤条虫及び無鉤嚢虫の食品媒介による生物学的リスクのファクトシートを公表 |
資料日付 | 2012年12月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は12月10日、無鉤条虫(Taenia saginata)及びその幼虫の無鉤嚢虫(Cysticercus bovis)の食品媒介による生物学的リスクのファクトシート(2012年7月版)を公表した。目次は以下のとおり。 1.無鉤条虫の特徴と感染源 1-1.微生物の主な特徴 1-2.危害要因 1-3.感染経路 2.食品媒介によるヒトの感染 2-1.無鉤条虫感染症の特徴 2-2.用量効果関係及び用量反応関係 データはない。 2-3.疫学 無鉤条虫感染症は届出疾病に指定されていないため、全国的なサーベイランスは行われていない。したがって、罹患率を直接的に評価することはできない。条虫駆除薬の年間販売量から推定したものでは1976年で0.7%であった。フランス衛生監視研究所(InVS)の調査では、労働者の健康保険からのニクロサミド(条虫駆除薬)の支払額に基づいて2000~2002年の患者数は年間65 ,000人としている。 3.食品が果たす役割 生又は加熱不十分な牛肉(骨格筋)が汚染源である。 3-1.工業的不活化処理 3-2.食品サーベイランス 4.家庭内における衛生対策 加熱処理では肉の中心部までよく火を通す(中心部温度60℃で数分間)。あまり火を通さない肉には-10℃で10日間、又は-15℃で6日間の冷凍処理が有効。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | http://www.anses.fr/Documents/MIC2011sa0229Fi.pdf |