食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03721300334
タイトル アイルランド食品安全庁(FSAI)、新しい食品情報の規則が、消費者に対する周知情報の増加に役立つと表明
資料日付 2012年12月4日
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概要(記事)  アイルランド食品安全庁(FSAI)は12月4日、新しい食品情報の規則が、消費者に対する周知情報の増加に役立つであろうと述べた。概要は以下のとおり。
 FSAIは、同日、食品業界代表向けにセミナーを開催し、今後予定されている欧州連合(EU)による食品情報規則(委員会規則No EU 1169/2011)の変更を取り上げた。当該変更により、2000年以来施行されている食品表示及び広告に関する規則が全面的に見直されることになり、食品事業者と消費者とのコミュニケーションの在り方に大きな影響を与える。
 新しい規則は食品表示に留まらず、インターネットによる販売において、消費者に対して行う食品の情報提供活動にも関与する。また、フードチェーンにおける全段階の事業を対象とし、文字の大きさ、未包装食品のアレルゲン表示、栄養表示、製品の正面に付する原産地表示などの幅広い項目を取り扱う。
 FSAIは全ての食品事業所に対して、新しい表示要件や施行までのスケジュールなどを、FSAI発行の業界向け冊子「新食品情報規則に基づく食品表示の変更点の概要」をウェブサイトからダウンロードし熟読するよう呼びかけている。
 FSAIは、「新しい規則は、食品表示だけが消費者に対する唯一の食品情報提供手段ではないことを認めている」とし、「今日では、インターネットの持つ機能性が、広告又はウェブサイトへのアクセスによって消費者が情報を得る機会を大きく増やしている。ますます凝っていくマーケティング手法を使った製品の良さのアピール合戦に、ソーシャルメディアが活用されている。規則を順守させることになる当局にとって、新たな挑戦となる」と述べた。
地域 欧州
国・地方 アイルランド
情報源(公的機関) アイルランド食品安全庁
情報源(報道) アイルランド食品安全庁(FSAI)
URL http://www.fsai.ie/news_centre/press_releases/labelling_seminar_04.12.12.html