食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03720990149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、微生物学的リスク評価ネットワークの年次報告書を公表
資料日付 2012年12月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月14日、微生物学的リスク評価ネットワークの年次報告書を公表した(9ページ、2012年12月12日承認)。概要は以下のとおり。
 EU加盟国間のネットワーク及び協力体制の形成並びにEFSAとEU、国際機関及び利害関係者との関係が強化され、2007年に微生物学的リスク評価(MRA)における科学ネットワークが開始された。
 当該ネットワークの目標は、1)参加者間の対話の改善、2)リスク評価の原則の相互理解、3)EUの科学的評価についての更なる理解及び信頼、4)加盟国とEFSA間のプロセスの透明性の提示、である。 現在、21か国の加盟国及び2か国のオブザーバー(スイス、ノルウェー)がMRA科学ネットワークのメンバーである。
 2012年は2回会合が開かれた。主な討議内容は以下のとおり。 
1.EFSA生物学的ハザード(BIOHAZ)パネルの活動計画
2.ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)の毒性評価に関する科学的基準
3.キプロスのレストランやホテルにおける洗浄済み野菜からの大腸菌及びサルモネラ属菌の検出
4.チェコにおける自動販売機の未殺菌牛乳
5.国際基準における「~に基づく(X-based)」用語の発展(アイルランド)
6.微生物リスク評価ツールとしての全ゲノム配列決定(オランダ)
7.2012年の半年毎の会合のフォローアップ活動
 第一回目の会合では、オーストリアからEFSAに対して、ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)の毒性評価における毒性血清型及び科学的基準に関する委託要請が出され、BIOHAZパネルに科学的意見書作成が割り当てられた。
 また、MRAネットワークから提案された、食品由来ウイルスの発生率及び管理に関する評価、および発酵食品中の生体アミン生成の管理におけるリスクに関する評価の2件が、BIOHAZ自主委託業務としてBIOHAZパネルに採択された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/369e.pdf