食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03720510149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、in vivoのアルカリコメットアッセイの報告書を受理するための最低基準に関する科学的報告書を公表 |
資料日付 | 2012年11月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月30日、アルカリコメットアッセイの報告書を受理するための最低基準に関する科学的報告書(2012年11月21日承認、12ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. in vivoのアルカリコメットアッセイは、暴露した動物の様々な器官及び組織における初期のDNA損傷を検出し、多種多様な化合物(食品添加物、香料、食品接触材料、食品製造副産物、農薬、汚染物質等を含む)の遺伝毒性の評価に用いることができる。様々な種類のアッセイの中で、アルカリ法(DNAの巻き戻し用及び電気泳動用の緩衝液がpH13以上)は、DNA損傷の最も広いスペクトルを確認するため、規制目的のために推奨される。アルカリ法は、DNAの二本鎖切断及び一本鎖切断、並びにアルカリ感受性部位の損傷(DNA一本鎖切断及びDNA修復中間体として生じるDNA一本鎖切断として発現する)を検出することができる。 2. コメットアッセイに関する経済協力開発機構(OECD)による試験ガイドラインはまだないが、この試験を実施するために国際的に合意されたプロトコルは、利用可能である。この試験のOECD試験ガイドラインの作成には時間をさらに要するため、この移行期間中にEFSAの目的のために満たすことが望ましい、in vivo コメットアッセイの実施及び報告に関する最低基準について合意されたアプローチが必要である。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.25/2012(2012.12.12)P10 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2977.pdf |